方向音痴の人の特徴として、
地図が読めないというものあります。
しかし、本当に地図が読めないと方向音痴なのでしょうか?
そこで、この記事では方向音痴と地図が読めないことの関係性をみていきます。
方向音痴と地図が読めないことはイコールではない
「方向音痴」と「地図が読めない」はこの2つのことには混同されることがありますが、実際には異なると考えます。
方向音痴と地図が読めないことは、同じように見えるかもしれませんが、実際には因果関係はないと思われます。
- 地図が読めないとはどういうこと?
- 方向音痴と地図が読めない人の違い
地図が読めないとはどういうことか
地図が読めないということは、文字や記号の読み取り能力が低く、
地図上で空間的に把握することができない人を指すと考えます。
地図が読めない人は、地図上で情報を正しく読み取ることが苦手なことが多いようです。
方向音痴と地図が読めない人の違い
方向音痴と地図が読めないことは、同じように見えますが、実際には異なります。
方向音痴の人は、自分の身の回りの環境を認識することが難しいため、道を見失うことがよくあります。
一方で、地図が読めない人は地図上の情報を理解することが難しいため、位置関係を把握するのが困難なことを示すと思われます。
地図が読めない人の特徴は?
では、改めて「地図が読めない」ということを明確にして、考えたいと思います。
地図が読めない人の特徴は2つあると考えます
- 建物などの位置関係がわからない
- よく迷子になる
これだけ見ると、すごく方向音痴の特徴と似ていますね。
なおさら詳しくみてみる必要がありそうです。
建物などの位置関係がわからない
地図が読めない人の一つの特徴は、建物などの位置関係がわからないことです。
地図上には、建物や公園、駅などが記載されていますが、
地図が読めない人は、これらの場所の位置関係を把握することが苦手なことが多いです。
そのため、目的地にたどり着くために必要なルートを見つけることができず、迷子になることがよくあります。
建物や公園、駅といった目的地の周辺についての情報を知らずに出かけてしまうことがあるのではないでしょうか。
また、地図上でどの建物や公園が目的地に近いかを判断することができないため、迷子になってしまうことがあります。
迷子になることが多い
建物などの位置関係がわからないことや方向がわからないことから、迷子になることが多いです。
目的地や帰り道がわからず、周りを見回しても何もわからない状況に陥ってしまうことがあります。
地図が読めない人はなぜか、「たぶんこっち!」みたいな直観を信じてしまうことも多いのではないでしょうか。
なぜ方向音痴の特徴としてあげられるのか?
地図が読めないことは方向音痴と因果関係がないことはわかりましたが、
では、なぜ方向音痴の特徴としてあげられるのでしょうか?
- 地図が読めないと方向音痴である可能性がある
- 方向音痴でも地図が読めることもある
地図が読めないと方向音痴である可能性が高いから
方向音痴と地図が読めないことはイコールではありませんが、地図が読めないと方向音痴である可能性が高いとされています。
地図が読めない人は文字や記号の読み取り能力が低く、地図上で空間的に把握することができないため、方向感覚が低くなる傾向があります。
そのため、地図が読めない人は、自分がどの方向にいるかを把握することが難しく、迷子になることがよくあります。
一方で、地図を読むことができても、方向音痴である人がいます。
地図上ではわかっていても、「現実の環境を認識することが難しい」、みたいなことがあります。
方向音痴でも地図が読める場合がある
例えば、方向音痴の人でも地図が読める場合があります。
地図を見ることで、どの方向に進んでいるかを確認しながら、目的地にたどり着くことができます。
逆に、地図が読める人でも方向音痴の場合があります。
地図上で目的地がどこにあるかは分かっているが、自分がどの方向に向かっているかがわからず、道を間違えることがよくあります。
【まとめ】地図が読めない=方向音痴ではない
地図が読めないということは、方向音痴であるとは限りません。
地図が読めないというのは、地図上で建物などの位置関係を空間的に把握することが難しいと考えられます。
一方、方向音痴の人は、自分の身の回りの環境を認識することが難しいため、迷ってしまう状態のように感じます。
それぞれの能力には違いがありますが、因果関係が必ずあるとは考えづらいと思いました。