方向音痴に関連した「ファンタジスタ」という言葉がありますが、どういう意味なのか不思議に思います。
今回は、ファンタジスタとは一体何なのかについて探っていきます。
また、由来や実際につかわれている例も一緒に紹介します。
それでは、ファンタジスタについて詳しく見ていきましょう!
方向音痴の人をあらわすファンタジスタって何?
ファンタジスタは、方向感覚が悪く、道に迷いやすい人をさす言葉です。
このような人は非常に独特な性格を持っています。
例えば、彼らは通常の人よりも直感的に行動する傾向があります。
彼らは自分に自信があり、地図やナビを頼るよりも、自分の直感や勘を信じて行動することが多いです。
その結果、正反対の方向へ進んでしまったり、道に迷ったりすることが多いのです。
ファンタジスタの由来や例
ファンタジスタの言葉の由来や使われている例を紹介します。
サッカーで予測不可能なプレーをする人
ファンタジスタという言葉は、イタリア語で「幻想家、魔法使い、奇術師」という意味です。
この言葉は、サッカー界でも使われています。
サッカーファンの間では、予測不可能なプレーをする選手を指してファンタジスタと呼ぶことがあります。
彼らは相手が予想できない動きやテクニックを披露し、観客を魅了します。
ファンタジスタはゴールを決めるだけでなく、チームメイトを巧みに使いこなし、試合の流れを変える力を持っています。
彼らのプレーはまさに魔法のようです。
漫画ONE PIECEに登場するキャラクターのゾロ
ファンタジスタの由来や例として、漫画『ONE PIECE』に登場するキャラクターのゾロを取り上げてみましょう。
ゾロは、方向音痴で知られるキャラクターです。
彼は道に迷いやすく、たびたび目的地にたどり着くのに苦労しています。
ゾロのことをファンタジスタと表現することもあります。
もしかしたら、ファンタジスタをつかった一番認知されている一般的な表現かもしれません。
1990年代頃に日本で流行した言葉
ファンタジスタという言葉は、方向音痴の人を指す俗語として、1990年代頃に日本で流行しました。
当時の雑誌「モーニング」で、1993年1月20日号に「ファンタジスタの探求」という特集が組まれており、その中で方向音痴の芸能人が取り上げられています。
また、1995年には、お笑い芸人のロバート秋山竜次さんが「ファンタジスタ倶楽部」という番組を立ち上げていますが、
この番組は方向音痴の芸能人をまとめた番組であり、ファンタジスタという言葉の流行を後押ししたと考えられます。
当時、テレビや雑誌などで方向音痴の芸能人が取り上げられる機会が増えたことで、この言葉の認知度も高まったのではないでしょうか。
最後に
ここまで、ファンタジスタの由来やつかわれている表現を一緒に紹介してきました。
ファンタジスタとは、幻想家や魔法使いを意味するイタリア語で、サッカーや漫画など様々な分野で使われています。
このような造語がいつあらわれて、正確な意味を把握するのは難しいです。
なので、今回の内容がすこしでも参考になれば幸いです。